2017年05月21日

五感を呼び覚ませ!

 エジプトで手に入る日本食は、わずかであるが増えてきた。醤油やみそや乾麺うどん・そばも手入るようになった。高くておいしくはないが、ないよりはましだ。
 日本に帰国の際に日本食を大量に買い込んでくる。冷凍庫に入れておけば、賞味期限が切れていてもかなり食べられる。冷凍してあれば、3年前くらいはOKとしている。その時に重要なのは、人間の五感だ。見て、匂いをかいで、ちょっと食べて、大丈夫かどうかを判断する。
 エジプトの生鮮食料品も、加工食料品も、安全との確信をもって食べられない。肉は、洗ってから調理するようにと義母から教わった。不衛生な場所で解体された可能性があるからだろう。
 では、日本の食は安全か?エジプトの食品に慣れたうちの娘と息子は、日本の加工食品を食べると、ときどき、「変な味がする」と食べられなくなる。添加物のせいだろうか。添加物の入った食品をおいしいおいしいと食べる日本人の五感は鈍ってしまっているのかもしれない。
※今週の金曜日か土曜日にラマダン(断食月間)が始まります。私以外のイスラム教徒にとっては楽しい月のようですが、私にとっては終わるまで憂鬱です。
posted by エジプト日誌 at 08:33| 日記

2017年05月07日

チャレンジし続けることは、苦しい!でも希望はあると信じたい!

 以前も書いたように、うちの息子は、大学でスチューデントアクティビティー、日本でいえばサークル活動をしている。カイロ大の中には、100くらいのサークルがあるそうだ。 彼は、EU内で起こっている裁判や政治的課題などを取り上げて英語でディベートしたり、ディベートの仕方を高校生に教えたりするサークルに入っている。
 6月に大学の学年末テストがあるため、5月初めに最後のカンファレンスのディベートが行われた。今回のディベートは、彼にとって特別だった。それは、ディベートの主題から
異なる意見を持って論戦してくれる人選や論戦の勝敗を決める聴衆を集める最終責任者になったからだ。
 主題は、「EUとトルコの間の難民取引の問題」と「自殺ほう助裁判」だった。息子は、2か月まえから準備を始めた。そして、なんとか形になって終わることができた。終わった後、息子は、「もう やめる。大学の授業のストレスとアクティビティーのストレスでやっていけない。」と漏らした。論戦が深まらず、彼の思ったようには進まなかったようだ。第三者の私から見れば、主題が重くて難しくて調べるだけでも大変で、それを人前で英語で流暢に話すなんて敵前逃亡する輩が出ても当然だ。
 エジプト人をまとめることは至難の業だ。親ばかだが、責任感のあるエジプト人が稀であるだけに息子はよくやったと思う。しかも、息子はハーフで純粋なエジプト人とは思われていない。
 
posted by エジプト日誌 at 08:32| 日記

2017年04月27日

セクハラ

世界中で痴漢の数を競ったら、日本とエジプトがトップを争うのではないかと思う。それくらい痴漢の多い国だ。あきれたのは、モスクでお祈りを終えた男性が、道で見かけた女性の胸を公道で触ったことだ。周りも、知り合いの女性であれば何かしたかもしれないが、何の反応もない。
 私も、5,6年生くらいの男の子4人くらいにいきなり囲まれて触られたことがある。大きな声で叫んだが、周りは、子供がやったことだから減るもんじゃなしといった態度だった。
 18歳の娘が、英会話教室で英語を教え始めた。1クラス10人前後で生徒のほとんどは、30代から50代の男性らしい。エジプトでは、英語が使えると給料も仕事の幅もアップする。年齢を問わず英語を学びたい人は多い。
エジプト人は日本人と違い、よく言えば自分の要求や苦情をはっきりと伝える。さらに悪いことにおじさんたちは、英会話教室に通ったら、自分たちは何の努力もせずに英語が喋れると思いこんでいる。
娘は、エジプト人女性よりもずっと幼く見えるので、教え方に注文がついたり、無視されたりと毎日泣いて帰る日々だ。しかし、もっとひどい状況に置かれている英語講師の話を聞いてびっくりした。英会話教室には、グループと個別レッスンがある。英語講師のサーラ(仮称)は、個別を選んだ男性と2時間、教室で教えていた。授業が終わるとサーラは、飛び出してきて泣き続けたそうだ。男性は授業の間、ずっとサーラをいやらしい目で見続け、時には言葉で辱めたようだ。
このことをディレクターに言うと、「君たちはプロだ。そういう生徒にも対応できる技術を持っているはずだ。」と取り合わなかったそうだ。契約があるため、まだサーラは続けているが、あまりにもひどい対応とエジプト人男性の意識にいつもながら嫌気がさす。英語講師のほとんどは女性で、生徒は男性がほとんどだ。何を売りにしているのか疑いたくなる。
文化や宗教や国が変わっても、セクハラを何とも思わない男たちの言い分は同じようだ。
posted by エジプト日誌 at 08:30| 日記