2017年02月10日

1ポンド札復活

日本円でいえば6円に当たる1ポンドが、硬貨からまたお札に変わりつつある。3年くらい前にお札から硬貨に変わったばかりなのにどうしたことか。
理由は、貨幣価値が下がったからだろう。それでなくても、エジプト硬貨が鉄でできていたのに驚いていたのに、その悪貨の価値よりも1ポンドの価値は下がってしまった。
エジプトには、物乞いがあちこちにいる。道を歩いていたり、車が止まったりしたときに子供を連れた女性や老人がお金を無心にくる。イスラム教では、貧しい人に施しをすることは義務なので、物乞いをしている人は、ある意味イスラム教徒の義務を助けてあげているという思いがある。だから、お金をあげても「ハンドレラー(神様ありがとう!)」と言って、あげた人には感謝しない。
その物乞いの人々が、最近道で泣いているそうだ。娘や息子が言うには、施しをあげる人の生活が苦しくなって、施しの金額が前と同じか以下になってしまった。しかし、物価は、2倍になって貧しい人の生活を圧迫しているのだと。
お正月はアレキサンドリアで過ごしたが、海岸通りは、ほとんど人がいなかった。冬はいつもそうなのだが、冬の海に潜って魚を捕ったり、人通りのない海岸通りで魚を売ったりする人々を多く見た。なんとかして、お金を得ようとする人々の姿に見えた。
こんなに人々が困っているのに、アレキサンドリアの海岸通りに軍のためのホテルを建設するという話が持ち上がっているそうだ。観光客が減ってホテルは閑古鳥なのになぜ新しいホテルを建てるのか住民は納得していない。
エジプト国民は、いつまで我慢できるのだろうか。
追伸
テロは、あまりありませんが、厳しい生活のエジプトです。
そんな中ですが、娘が音大にピアノを習いに行ったり、900円でオペラハウスでバレエをみられたりと、文化活動は生きています。
桜が見たいと思っていましたが、3月に日本に行くことは無理そうです。残念です。

posted by エジプト日誌 at 08:18| 日記

私の自宅があるアレキサンドリア紹介

仕事場のあるカイロと自宅のあるアレキサンドリアが私の生活拠点。

人がいない海岸
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ほとんど人通りない海岸通りで魚を売っている人
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海に潜って魚を捕っている人
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posted by エジプト日誌 at 08:16| Comment(0) | 日記

2016年12月13日

ヘジャーブ着用の女性お断り!

この題名を聞いて、どこのヨーロッパの国の話だろうと考えたことだろう。このお話もエジプトの日常の話だ。
 ここ最近、エジプトのおしゃれなレストランで、ヘジャーブ(イスラム教徒が頭にかぶっているスカーフのこと)着用の女性を断るそうだ。理由は、レストランの雰囲気を壊すからだそうだ。ヘジャーブを着用して入りたいなら、ヘジャーブを着用していない女性20人を連れて来いと言うらしい。この国は、イスラム教の国ではなかったのか?
 70歳の義母が20代のころは、イギリスに統治されていた。だから、当時の写真を見ると、ミニスカートや水着を公共の場所で着ていた。もちろん、ヘジャーブも着用していない。それが、植民地で無くなってからイスラム回帰が始まって、女性が身体を隠すようになった。不思議なことに、肌を露出していた頃は、痴漢はあまりいなかったそうだ。
 今、コーランに従ってイスラムの女性たちが体を隠しているのに痴漢が横行している。たった今モスクでお祈りをしてきましたという男たちが、行きがかりの女性の体に触ることもある。そんな男性たちを非難すると決まって、女性が男性の心を乱すような恰好やしぐさをするからだとお決まりの言い訳をする。
 あまりに無節操だ!この国の人々は!
posted by エジプト日誌 at 08:07| 日記