2017年04月27日

セクハラ

世界中で痴漢の数を競ったら、日本とエジプトがトップを争うのではないかと思う。それくらい痴漢の多い国だ。あきれたのは、モスクでお祈りを終えた男性が、道で見かけた女性の胸を公道で触ったことだ。周りも、知り合いの女性であれば何かしたかもしれないが、何の反応もない。
 私も、5,6年生くらいの男の子4人くらいにいきなり囲まれて触られたことがある。大きな声で叫んだが、周りは、子供がやったことだから減るもんじゃなしといった態度だった。
 18歳の娘が、英会話教室で英語を教え始めた。1クラス10人前後で生徒のほとんどは、30代から50代の男性らしい。エジプトでは、英語が使えると給料も仕事の幅もアップする。年齢を問わず英語を学びたい人は多い。
エジプト人は日本人と違い、よく言えば自分の要求や苦情をはっきりと伝える。さらに悪いことにおじさんたちは、英会話教室に通ったら、自分たちは何の努力もせずに英語が喋れると思いこんでいる。
娘は、エジプト人女性よりもずっと幼く見えるので、教え方に注文がついたり、無視されたりと毎日泣いて帰る日々だ。しかし、もっとひどい状況に置かれている英語講師の話を聞いてびっくりした。英会話教室には、グループと個別レッスンがある。英語講師のサーラ(仮称)は、個別を選んだ男性と2時間、教室で教えていた。授業が終わるとサーラは、飛び出してきて泣き続けたそうだ。男性は授業の間、ずっとサーラをいやらしい目で見続け、時には言葉で辱めたようだ。
このことをディレクターに言うと、「君たちはプロだ。そういう生徒にも対応できる技術を持っているはずだ。」と取り合わなかったそうだ。契約があるため、まだサーラは続けているが、あまりにもひどい対応とエジプト人男性の意識にいつもながら嫌気がさす。英語講師のほとんどは女性で、生徒は男性がほとんどだ。何を売りにしているのか疑いたくなる。
文化や宗教や国が変わっても、セクハラを何とも思わない男たちの言い分は同じようだ。
posted by エジプト日誌 at 08:30| 日記