2016年06月11日

ソナエヤアンマ〜日本で言うセンター試験〜漏洩犯人捕まる!

前号受験テロでお知らせした試験問題漏えい事件犯人が6月7日(火)に捕まったらしい。犯人は、18歳の男性で、「貧しい学生が気の毒だった」と漏洩理由を警察に言っているようだ。
 エジプトの高校3年生は、ほとんど学校に行かない。ソナエヤアンマ(日本で言いうセンター試験)準備のために予備校に行くか教師を自宅に呼んでグループレッスンを受けるからだ。私立の学校に行かせている場合、授業料を学校に納め、予備校の授業料も払うことになる。学校に行って授業も受けていればまだ納得がいくが、授業を全く受けないとなると私立学校は、授業料泥棒!?ということになる。
 うちの子どもは私立に行っているが、高校3年生の9月、10月くらいは、学校に行っていたが、そのうち先生から「先生は、忙しいから学校に来ないでくれ。」と言われて行かなくなった。要するに、高校3年時の学校の仕事は、成績を記録してエジプト政府に提出することだけだ。あきれるがこれがエジプトの常識!
 貧しい家庭に生まれた子どもは、学習する機会を奪われる。裕福な家庭に生まれた子に比べれば、その状況から這い出すのは至難の業だ。
しかし、それを助ける方法が、試験問題を不正に漏洩することではない。試験問題を漏洩したフェスブックには、「いいね」が30万件あったらしい。神聖なラマダン月間に不正を賞賛してしまうエジプトの若者も歪んでいる。
そんな中、受験生の大変さを軽減しようとエジプトにあるイスラム教スンナ派の最高教育機関アズハル大学が受験生に「体が辛いときは、飲食をするように」と呼びかけた。
追伸
今日は、涼しく過ごしやすい日でした。しかし、暑い日が続いたので、目の血管が切れて充血してしまいました。毎年そうなのですが、今年は、その現象が早かった。目薬さしています。
posted by エジプト日誌 at 07:40| 日記