2020年07月29日

心が擦れるアメリカのシステム

 解雇通告に対する質問状を書いているうちに上司のマネージャーから電話が入った。夫の代わりの人が見つかったので、夫からテナントたちに新しい人の紹介をしてほしいというお願いだった。夫の話では、今まで邪険な対応だったのに、この話の時は、やけに丁寧で親しげだったらしい。この人大丈夫?このマネージャーが普通なのか、私たちが異常なのか?首にした人に自分の代わりに仕事をする人を紹介させる? 
  夫の友人の話では、アメリカで自分の気に入った人を入れるために首を切ることは、よくあるらしい。あとは、弁護士同士の話し合いで当事者は、結果を待つだけらしい。弁護士がそこいら中にいて高収入を得ている理由が分かる。
 夫は、金じゃなくて元の仕事に戻りたい!でも、弁護士を使ったら成功報酬制なので勝った負けたのお金の問題になる。昨日、上司に質問状を送った。解雇理由の3つに関する詳細を知らせてもらいたいなどの内容だ。返事がなければ、弁護士に頼るしかない。

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2020年07月25日

アメリカ生活 闘いの始まり

 夫の手術から入院リハビリまでの総額は1億1千万円ほどになるそうだ。担当する医師が教えてくれた。アメリカの政府が加入してくれた保険会社が払ってくれる。神様は、やっぱりいるんだと思った。
 手術を終えて1か月後、自宅に戻ってきた。杖をつきながら歩き、胸にはライフベルトを着けている。心拍数をこのライフベルトがネットで病院に送信する。心臓が止まった場合は、電気ショックを与えて心臓を動かす。ライフベルトの心拍数を察知する機械がずれると警報が鳴る。
 自宅に帰って1週間経った日、夫の上司のセールスマネージャーから、書類が届いた。解雇通知だった。書類は、弁護士が用意したもので、解雇理由は、3つ。1、一緒に働いている人達に敵意を持って接し、職場環境を悪くした。2、会社のマネージメントの悪口をテナントに言いふらした。3、会社の設備を私用に使った。夫は、居住型ホテルのようなマンションのメインテナンスのスーパーをしている。
 この書類の最後には、もし裁判に持ち込まなとサインしたならば、8週間分の給料と2か月このマンション滞在を与えるとあった。医者からは9月7日までは障害のため働くことはできないという診断書が出ている。アメリカでも、医者の診断書が出ている時に解雇は違法だ。しかも、この解雇を弁護士、家族、友人に話した場合は、この提示したお金は取り消され1週間後には出ていってもらうと書かれていた。
 夫は、全く見に覚えがないこと、入院している間にこのことが仕組まれたことに大きなショックを受けた。なぜ、周りや弁護士に相談するなと勝手に決めて生死を彷徨った人に最後通牒を渡したのか?
 友人、弁護士、2人のテナントに相談した。闘うべきだと勧められた。このコロナ禍で、病人を放り出そうとする悪魔の諸行と弁護士が書いた英文など理解できるはずがないと見込んで平気で違法行為をするアメリカ人を許すことができない。
 私は、エジプトの学校を退職した。アメリカでは、のんびりと暮そうと思っていたのに、それは許されないようだ。
闘いは、始まった。
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posted by エジプト日誌 at 23:17| Comment(0) | 日記

2020年07月14日

エジプトの若い医師は、世界を目指す!

 日本のアメリカのコロナ報道で驚くことがある。アメリカの病院で働く日本医師が意外に多いことだ。日本の取材する側も、日本語が通じてわかるように説明してくれる日本医師を探しているかもしれないが、最新医療を学ぶためにと渡米しているのだろうか?

 エジプトでは、医者になりたければ、医学部に入る。6年で卒業できれば、それで医者としての資格を与えられる。国家試験は、ない。エジプトでクリニックや病院に行くことがどんなに怖いかわかると思う。

医学部を卒業し、医者になった若者たちは、病院勤めをして医者としての技術を磨く。給料は、1か月300ドルくらいいやもっと少ないかもしれない。親が金持ちでないまたは開業医をやっていない若い医師たちは、海外を目指す。医者としての技術を磨くことも理由だろうが、待遇面が大きいのではないだろうか。

サウジアラビア、クウェートなどのアラビア語圏で行きやすい外国から、ヨーロッパ、北米へと出ていっているようだ。アメリカやイギリスの医師国家試験を受けて、労働ビザのスポンサーを探している若い医師が私の狭い知り合いの中で3人もいた。

日本語が、難解な言葉でなかったら、この若い医師たちの選択の中に日本が入っていたことだろう。医師不足に悩む地方を救っていただろうにと思う。

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posted by エジプト日誌 at 07:04| Comment(0) | 日記