2019年09月14日

世界中に広がる嫌悪 自分の嫌悪を疑え!

今年の夏も、アメリカに1か月滞在した。夫が、新しい会社に変わったのでニューヨーク州ナヤックに住居を移した。今回の渡米では、アメリカ在住のイスラム教徒から嫌な話を聞いた。

まず、聞いたのは、金曜日のお祈りのためにバスに乗ってモスクに行こうとした母親と幼い子供二人の話だ。ヘガーブをした母親の前に全く知らないタトゥーをした大きな白人の男がやってきて「F○○○ YOU」といったそうだ。誰も、助けてくれず怖くて声も出せなかったそうだ。それからは、ヘガーブをやめたそうだ。

次に聞いたのは、夫婦で友人のお見舞いに病院に行った話だ。相部屋だったためか、最初、お見舞いに行って話し始めたとき、隣のポーランド訛りのある付添いの人に声が大きいので静かにしてくれと注意された。声を小さくしたのに、そのあとも、何かと文句をつける。面会時間だし、声はそれほど大きいとは思えないというと、怒り出して「お前たちは、自分の国に帰れ!」と言ったそうだ。ヘガーブを持つしぐさをしながら。

最後は、夫から聞いた話だ。仕事のお客様から電話があって、「うちの夫が、イスラム教徒は、みんな人殺しというんだけど、本当だと思うか?」という質問だった。いい大人が、こんな質問まじめにするか?と思ったけれど、夫は、まじめに答えたそうだ。

「このアメリカで毎週のように、銃乱射でたくさんの人を殺しているのは、イスラム教徒ですか?キリスト教徒じゃないの?私が、誰かを殺しましたか?」と。素直なアメリカ人女性は、納得したようだけど、この国のトップである大統領が、いろいろな偏見をまき散らしているのだからしょうがない。

 でも、こんなことは、アメリカだけにおこっていることではない。日本のニュースを見ても、偏見をあおるようなニュースばかりだ。

 自分の嫌悪を疑え!フェイクニュースにコントロールされるな!強く思った。
posted by エジプト日誌 at 19:10| Comment(0) | 日記